城島明彦

作家。1946年三重県生まれ。70年早稲田大学政治経済学部卒業。東宝、ソニーを経て、「けさらんぱさらん」で第62回オール讀物新人賞を受賞し、作家デビュー。以降、幅広いテーマでノンフィクション、小説を執筆。おもな著書に『武士の家訓』『ソニー燃ゆ』『世界の名家と大富豪』、現代語訳に『五輪書』『吉田松陰「留魂録」』『石田梅岩「都鄙問答」』『中江藤樹「翁問答」』などがある。

行動と情熱の吉田松陰に足りなかった福沢諭吉の「計画性」

情熱で突っ走るタイプとじっくり計画を練り上げるタイプがいる。どちらも一長一短あるように感じるかもしれない。しかし、混迷の時代においてどちらのタイプがその野心を達成できるか、これは歴史から紐解いてみると答えは明らかだ。文明開化目前、西洋で勉…

明治の英傑、西郷隆盛と渋沢栄一、福沢諭吉をつなぐ意外な縁

福沢諭吉と渋沢栄一。その立場も、拠って立つ思想もまったく違う両雄が、ときに交わり、ときに離れたところから新時代を切り拓いていった。そんな二人が共通して尊敬していた人物がいる。「西郷隆盛」である。どこでつながっているのかあまり知られていない…

『学問のすゝめ』を書いたのに……福沢諭吉は勉強嫌いだった!?

経済不況がやってくる、AIに仕事を奪われる……など、先が見えない時代。このようなときこそ歴史から学べることは多い。同じように日本が近代化へ向けて大きく変わろうとしていたとき、旗振り役を担っていたのは福沢諭吉だった。じつは勉強嫌いだったという福…