島崎晋

1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在、歴史作家として幅広く活躍中。主な著書に、『ウラもオモテもわかる哲学と宗教』(徳間書店)、『眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法』(日本文芸社)、『古事記で読みとく地名の謎』(廣済堂新書)、『ホモ・サピエンスが日本人になるまでの5つの選択』(青春新書プレイブックス)、『仕事に効く! 繰り返す世界史』(総合法令出版)、『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『覇権の歴史を見れば、世界がわかる』(ウェッジ)などがある。

これから来る「コロナ大恐慌」を生き抜く方策は歴史が教えてくれる

「コロナ禍」で低迷する世界経済。様々な業界が打撃を受け、経済危機も現実のものとなり始めています。しかし、かつて世界は何度も危機に直面し、切り抜けてきた歴史があります。5つのキーワードをもとにコロナ大恐慌を乗り越えるヒントを探っていきます。

百年戦争を中断させた黒死病の大流行は5年間収束しなかった

フランス王国とイングランド王国による百年戦争の最中、黒死病が大流行。ヨーロッパ全体の人口の4分の1が死んだと言われている。それはどこから発生し、どう広がり、どう収束したのだろうか?

世界中に感染症を蔓延させた「コロンブスの交換」とは

15世紀半ばから17世紀半ばまでの大航海時代は、現在のグローバリズムの先駆けとも呼べるものである。この時代にはさまざまなモノが“発見”され、海をまたいで移動することになるが、それによって思わぬ副産物も一緒に世界を駆け巡ることになった……。

史上最悪のパンデミック「スペイン風邪」の発生源に百年後の新説

パンデミックはギリシア語の「パン(すべての)」と「デモス(人々)」が語源である。特に第一次世界大戦末期に発生したスペイン風邪は、病死者の数が戦死者と戦没者の合計を上まわるほどの大きな被害を世界中にもたらした。その発生源をめぐって浮上した新…