上野動物園にほぼ毎日通うカメラマンが撮ったパンダの日常【あ行】

お気に入りの木のうえで(シャンシャン/2018.6.22) 
上野動物園で暮らす3頭のパンダたち(父・リーリー、母・シンシン、娘・シャンシャン)。いつもゆったりのんびりマイペースな姿を私たちに見せて、癒しと笑顔を与えてくれます。
そんなパンダの魅力を日々ブログで発信し続けているカメラマン・高氏貴博さんが、著書『あいうえおパンダ』のアザーカット(未掲載写真)を公開。どうぞたっぷり癒されていってください!

【あ】あくびのパンダ

ゆったり(シンシン/2017.3.24)

あ~ん(シンシン/2017.3.24) 

のんびり(リーリー/2019.4.27)

あ~~ん(リーリー/2019.4.27)

パンダは一日の大半を、寝るか、食べるか、たまにおさんぽをして過ごします。たっぷりお休みしたあとは、大きな口をあけて「おはよう〜」の大あくび。まるで「がおー」と、ほえているみたい。きれいに並んだりっぱな歯を観察してみると、こんな歯だったらかたい竹をばりばり食べられるのも納得できます。

 【い】いきいきパンダ

たけのこだいすき!(リーリー/2018.4.21)

ガブッ(リーリー/2018.4.21)

おいしそうな竹の幹や葉を食べているときには、本当にいきいきとしたパンダの表情が見られます。パワフルに思いっきり竹を割って「今日もがんばっているよ」と言っているかのよう。そんな姿を見ていると、こちらまでいきいきとした気分になって、不思議と力がみなぎってくるものです。

【う】うしろのパンダ

つやつやの毛並(シンシン/2017.2.1)

もみじがり(リーリー/2019.12.11)

ちんまり(シャンシャン/2019.9.5)

パンダの隠れたチャームポイントは、ずばり後ろ姿。まるまるしたシルエット、大きな背中は、なんともいえない安心感を与えてくれます。思わず抱きつきたくなっちゃいますが、ここは我慢してのんびりながめる、そしてたっぷりいやされる。それがパンダ鑑賞の作法です。

【え】えんそうパンダ

フルート(シンシン/2018.3.3)

トランペット(リーリー/2018.1.16)

リコーダー(シャンシャン/2019.3.26)

竹笛だったり、フルートだったり、尺八だったり……、ときにパンダは、演奏の名手みたいになります。「ぴーひゃら、ぴーひゃら」と、美しい音色が聴こえてきそう。そんなパンダですが、実は笛の音が苦手です。お正月のお囃子(はやし)にびっくりして、木のうえに逃げちゃったこともありました。

【お】おやこのパンダ

それぞれの時間(シャンシャンとシンシン/2018.2.3)

いっしょに「くれくれ」(シンシンとシャンシャン/2018.11.24)

ゆらゆら、もぐもぐ(シャンシャンとシンシン/2018.7.21)

のぞき見(シャンシャンとシンシン/2018.3.14)

いっしょにもぐもぐ(シャンシャンとシンシン/2018.3.26)

母パンダ「シンシン」と子パンダ「シャンシャン」。その親子愛からは、たくさんの笑顔と感動が生まれました。お母さんといっしょにいるときのシャンシャンの安心した表情、ひとり立ちしたあとの頼もしい表情、それをしっかり見届けたシンシンの満足げな表情にも注目です。

 

PROFILE
高氏貴博

1978年、群馬県生まれ。上野動物園のパンダを毎日撮影するカメラマン兼グラフィックデザイナー。日本パンダ保護協会会員。2011年8月、仕事の空き時間に立ち寄った上野動物園でうっかり年間パスポートを買ってしまったうえ、「シンシン」のお尻にひとめぼれして大ファンになる。同時期に始めたブログ「毎日パンダ」が大きな反響を呼び、テレビや新聞、雑誌など多くのメディアで話題に。3200日以上(2020年5月現在)連続でブログ更新中。

あいうえおパンダ

あいうえおパンダ

  • 作者:高氏 貴博
  • 発売日: 2020/06/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)