
くんくん(シンシン/2019.12.28)
上野動物園で暮らす3頭のパンダたち(父・リーリー、母・シンシン、娘・シャンシャン)。いつもゆったりのんびりマイペースな姿を私たちに見せて、癒しと笑顔を与えてくれます。そんなパンダの魅力を日々ブログで発信し続けているカメラマン・高氏貴博さんが、著書『
あいうえおパンダ』のアザーカット(未掲載写真)を公開。今回は第3弾
「さしすせそ編」です。どうぞたっぷり癒されていってください!
【さ】さゆうのパンダ

左のよこがお(シンシン/2019.2.8)
左のあ~ん(シンシン/2019.2.8)
右のよこがお(シンシン/2018.10.17)
右のにっこり(シンシン/2018.3.9)正面から見ると、のっぺりした顔のパンダですが、横から見ると、鼻が高かったり低かったりとそれぞれの個性を感じることができます。もし見分けがつかないときは、正面だけじゃなくて横顔を観察してみるのもいいですね。同じパンダでも、左向きと、右向きではなんとなく雰囲気が違って見えるかも。
【し】しょんぼりパンダ

えいっ(リーリー/2017.2.7)
ばさっ(リーリー/2017.2.7)
あらあら(リーリー/2017.2.7)野生では餌(えさ)の入手はとっても困難なものですが、飼育下では、かんたんに手に入ってしまいます。そこで飼育員さんは、パンダに自分で餌を探してもらえるよう、日々いろんなところに竹を設置。たまに難易度が高いところにおいしそうな竹があって、頑張って取ろうとしますが、落っことしちゃうことも。どんまい。
【す】お「す」わりパンダ

のんびり(リーリー/2017.7.27)
どっこいしょ(リーリー/2017.1.25)
もぐもぐ(リーリー/2017.2.1)
ちょっこり(シンシンとシャンシャン/2018.6.12)パンダは竹を食べるとき、手(前足)を使って竹を器用に割ります。そのため、じょうずにおすわりをするのですが、この「パンダ座り」がなんとも人間っぽくて、とってもかわいい。段差や石ころといった、椅子になりそうなところを見つけて「よっこいしょ」と座るのですが、座りが悪いと何回も座り直すこだわりようです。
【せ】せなかのパンダ

お父さんのお背中(リーリー/2019.12.4)

子パンダのお背中(シャンシャン/2018.2.24)
ころりん(シャンシャン/2018.2.24)
おやこのお背中(シャンシャンとシンシン/2018.10.3)
リラックス(シンシン/2019.11.24)お父さんの広い背中は安心感をおぼえますが、シャンシャンのちっちゃい背中も負けていません。哀愁ただようパンダの背中はまるで「着ぐるみ」。チャックがないかな?と探してみると、それっぽいシワが見つかったりして着ぐるみ疑惑が。ちょっと体勢を変えたときの、こんもり、むにっとした「たるみ」も見どころです。
【そ】そっくりパンダ

見つめるリーリー(2019.8.3)
見つめるシンシン(2019.12.10)
見つめるシャンシャン(2018.11.27)

たっちのリーリー(2019.4.17)パンダはとっても木登りじょうず。人間だったらすべっちゃいそうな太い木でも、するどい爪を使ってひょいひょい登れちゃいます。登るかどうかは気分次第なので、立ち上がってから「登ろうかな、どうしようかな」と空を見上げて悩むことも。そんな様子は、シャンシャンも小さいときからそっくりでした。
*書籍p74~75に掲載されている「たっちのシンシン」&「たっちのシャンシャン」にそっくりの、「たっちのリーリー」です。書籍をひらいて見くらべてみてください!