Windows7から10にアップグレードした人がまず驚く4つの大きな変更点

Windows10

Windows7のサポート終了によって、パソコンのハードはそのままでWindows10にOSをアップグレードした、または思いきってWindows10のパソコンを新規に購入したという人は多いだろう。だが、二つのOSの間にはWindows8もあったため、大きく操作が異なる部分もある。変更のポイントについて知っておこう。

コントロールパネルの表示方法がわからない…

Windows7からWindows10にアップグレードしてまず戸惑うのが、コントロールパネルを表示するための項目がスタートメニューに見当たらないことだ。

Windows7であれば、[スタート]ボタンをクリックすると表示されるスタートメニューにコントロールパネルへのリンクが表示されているので、それをクリックしさえすればコントロールパネルが表示された。

周辺機器の設定やアプリのアンインストールなど、パソコンの基本機能の設定画面として重要な役割を果たしてきただけに、途方に暮れるユーザーもいるだろう。

Windows10でも、もちろんコントロールパネルは用意されている。しかし、マイクロソフトは、これまでコントロールパネルが担ってきた役割を[Windowsの設定]画面にさせようとしているようだ。

Windowsの設定

これまでのコントロールパネルに代わって「Windowsの設定」が各種設定を担う

[Windowsの設定]画面は、スタートメニューの左下に表示されている[設定(歯車の形のアイコン)]をクリックすると表示される画面で、Windowsの機能が14のカテゴリに分類され、まとめられている。わかりやすいようにアイコンと項目名が併記され、項目名や選択項目がコントロールパネルよりもわかりやすい言葉で表示されている。

しかし、使い慣れているのでコントロールパネルを使いたいユーザーも多いことだろう。コントロールパネルは、[スタート]ボタンをクリックしてスタートメニューを表示し、アプリの一覧から[Windowsシステムツール]をクリックして、[コントロールパネル]をクリックすると表示できる。

コントロールパネルを頻繁に利用する場合は、スタートメニューのアプリ一覧で[コントロールパネル]を右クリックし、[スタートにピン留めする]を選択してスタートメニューの右側にコントロールパネルのタイルを追加しよう。

「言語バー」がなくなった!?

「言語バー」が見当たらないことに困惑する人も多いだろう。言語バーには、日本語とアルファベットの入力の切り替えや「IMEパッド」の表示、ローマ字入力とかな入力の切り替えなど、入力に関する機能がバランスよくまとめられていて重宝していたユーザーも多いはずだ。

Windows10の初期設定では、言語バーに搭載されていた入力に関する機能は、タスクバーにあるIMEアイコン(「あ」または「A」と表示されているアイコン)を右クリックすると表示されるショートカットメニューに用意されている。

言語バー

画面下のタスクバーに言語に関する機能が用意されている

それでも言語バーの方が便利だと思う場合は、言語バーを表示させることもできる。言語バーを表示させるには、[スタート]ボタンをクリックし、スタートメニューで[設定(歯車の形のアイコン)]→[デバイス]をクリック。左のメニューで[入力]→[キーボードの詳細設定]をクリックする。

[キーボードの詳細設定]画面で[使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]をオンにし、[言語バーのオプション]→[デスクトップ上でフロート表示する]を選択して、[OK]をクリックすればいい。

アプリをすばやく検索するコツ

また、Windows10のスタートメニューは、地の色が濃いグレーで右側にタイルが並んでいて、ひいき目にみてもわかりやすいとはいえない。

また、アプリの一覧でアイコンとアプリ名が併記されているのはいいが、字が小さくて読みづらい。スクロールしながらアプリを探すのはちょっとした手間だ。

しかし、Windows10には簡単な操作でアプリを起動させる機能が用意されている。まずは「コルタナ」を利用してみよう。コルタナは、Windowsの音声アシスタント機能で、マイクを通じて「コルタナさん」と話しかければ、さまざまなリクエストに応えてくれる。

エクセルを起動させたいときは、「コルタナさん、エクセルを起動して」と話しかければいい。「コルタナさん」というのが恥ずかしければ、[Windows]キーを押しながら[C]キーを押せば、コルタナが起動するので続けて話しかければいい。

なお、コルタナの初期設定がまだの場合は、タスクバーの検索ボックスをクリックするとコルタナが起動するので画面の指示に従って、呼んでもらいたい名前を指定するだけだ。

また、アプリの一覧には、頭文字を指定してアプリを絞り込む機能も用意されている。アプリを頭文字で絞り込むには、アプリの一覧で任意の頭文字のインデックスをクリックすると、頭文字の一覧が表示されるので、目的の頭文字をクリックする。

アプリの削除方法がわからない!

最後に、Windows10ではアプリの削除方法がわからないというユーザーが意外に多い。コントロールパネルの表示方法がわからないことがその大きな理由だろう。

Windows10では、コントロールパネルを開かなくてもアプリを削除する方法が用意されている。削除したいアプリが決まっている場合は、[スタート]ボタンをクリックしてスタートメニューを表示し、アプリの一覧で目的のアプリを右クリックすると表示されるショートカットメニューで[アンインストール]を選択するだけでいいのだ。

 

PROFILE
吉岡豊

パソコン書籍やアウトドア雑誌の出版社の経験を経て2010年に独立。これまでiPhoneやiPadからWindows、Macintosh、Office関連までと幅広いパソコン関連書籍100冊以上の執筆実績がある。