なんだか顔がのっぺりして、心なしか鼻も低くなり、締まりがなくなってきた……。鏡を見てそんなふうに感じたら、顔が横に広がりつつあるのかもしれません。こんな時は、寝ながらできる簡単エクササイズで埋もれた鼻筋を取り戻しましょう!
顔の広がりと鼻筋の意外な関係
昔より鼻が低くなったような……それ、気のせいではありません!
肩や首に力が入ることが多い人は、胸鎖乳突筋が引っ 張られ、側頭骨周辺に力が入り、顔や頭が横に広がっ てしまいます。さらに側頭筋が硬く厚くなってい たり、側頭骨が外にせり出ていると、昔の帽子をきつく感じるなど実際の広がりを感じるシーンがあるでしょう。肩や首のコリはあごや頬骨がゆがみ、リンパの流れを滞らせやすく、ほっぺたをふっくら見せやすくします。 頬骨が横に広がってしまうと、鼻の筋肉が左右に引っ張られることで、鼻骨自体が奥へと押し出され、昔に比べて鼻が低く感じるようになります。
埋もれた鼻筋を引っ張り出す
埋もれてしまった 鼻筋は引っ張り出してあげましょう。寝た状態で行います。
鼻を中心にぐるっと一周、優しくほぐしてあげまし ょう。
顔の広がりを解消する
顔の広がりを解消するエクササイズにチャレンジしてみましょう。寝た状態で行います。
PROFILE
山本知子
美容整体師。日本美骨改革アカデミー協会代表理事。18年間、延べ2万人以上の施術と運動指導経験から、骨格を整えることが体の根本的な不調を解消できる近道だと気づき、大阪でサロンを開業。自分の体を自分で整えるセルフケア術「美骨改革」を確立し、バランスの整った小顔づくりや 減量、体調改善のサポートをしている。自身も家事、二児の育児、仕事をしながら、自らのケアだけで15キロのダイエット、コンプレックスだった丸顔の克服に成功。特別な食事制限や運動をすることなく、現在も10年以上体型を維持し続けている。