新人アナウンサーが一度は間違える読み方の“落とし穴”10選

「顔を汚す」は「かおをよごす・・・」、「名を汚す」を「なをけがす・・・」。このように、まぎらわしいのに間違えて使うと恥をかいてしまう言葉はたくさんあります。まずは、知らずのうちに日本語の「読み間違い」をしていないか、チェックしてみましょう。

読み間違いが多い言葉

以下の言葉について、あなたは正しく読むことができるでしょうか?

 

松阪

×まつざか→○まつさか
三重県の市の名。同市の名産「松阪牛」は「まつさかうし」、あるいは「まつさかぎゅう」と読む。

 

人間万事塞翁が馬

△にんげん→○じんかん
人の世では、めぐりめぐって予想もつかないことが起きることのたとえ。「人の世」で起きることなので、本来は「じんかん」と読む。今は「にんげん」と読むのが一般的になり、間違いとはいえなくなっているが。

 

月光菩薩

×げっこうぼさつ→○がっこうぼさつ
薬師如来の脇侍の菩薩。「月」は「一月」「二月」などは「がつ」と読むが、熟語で「がつ」と読むケースはひじょうに珍しい。

 

孫子の兵法

×ひょうほう→○へいほう
「へいほう」と読むと大勢の兵を率いる合戦術、「ひょうほう」と読むと、剣術や槍術などの個人の武術を指す。だから、孫子の兵法は「へいほう」であり、宮本武蔵が磨き上げたのは「ひょうほう」。

 

日々是好日

×ひびこれこうじつ→○にちにちこれこうじつ
毎日が平和なよい日であること。漢文に由来する語句で、古くから「にちにち」と読まれてきた。ただ近年は「ひび」と読む人が増え、誤読と気づかれることは減っている。

 

河川敷

△かせんじき→○かせんしき
河原の「敷地」のことであり、本来は「かせんしき」と濁らずに読む。法律用語(河川法)としても、清音で読む。「じき」と読む人が増え、「かせんじき」も間違いとはいえなくなっているが。

 

依存

△いぞん→○いそん
「存」は「思う」という意味では「ぞん」(一存、存分など)と読み、それ以外では「そん」と読むのが基本的なルール。「依存」も、辞書でも「いそん」が見出し語になっている。ただし、「いぞん」と読んでも間違いではない。

 

現場不在証明

×げんばふざいしょうめい→○げんじょうふざいしょうめい
いわゆる「アリバイ」のことで、法律用語としては「げんじょう」と読む。一般には「げんば」と読まれることが多くなったのは、「現状」と区別するためだろう。

 

出端をくじく

×でばな→○ではな
「でばな」と読むのは「出鼻」のほう。「物事のはじめ」という意味は「出端」と同じでも、読み方は違う。

 

(歌舞伎役者の)四代目

×よんだいめ→○よだいめ
歌舞伎役者や落語家の代数の読み方には決まりがあり、四代目は「よだいめ」、七代目は「しちだいめ」、九代目は「くだいめ」と読む。芝居の段数も「四段目」は「よだんめ」、「七段目」は「しちだんめ」と読む。そして歌舞伎に登場する「四十七士」は「よんじゅうしちし」ではなく、「しじゅうしちし」。

 

 
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