自分を律する力になる「世界のことわざ」7選 《食べもの編》

自分に喝を入れるために、折に触れて思い出したい「ことわざ」。今回は、身近な「食べもの」や「飲みもの」がモチーフになっているものを選びました。一見、当たり前のことを言っているようでも、実は含蓄があり、ジワジワとあとで効いてくるのが、ことわざの面白さ。あなたが知っているフレーズは、あるでしょうか。

【タイミングが悪ければすべて台無し】

食後にマスタード

イギリス/フランス/ドイツ/デンマーク圏

食後に味付けのマスタードが出てももう遅い。転じて、どんなに効果的なものでも、手遅れでは役に立たないということ。たとえば、期限を過ぎた申請書類への記入、募集期間を過ぎた応募、誕生パーティー終了後に届けられたバースデーケーキなど。本来の目的が果たせないことにならないよう注意しましょう。

【つじつま合わせで嘘をつき続けてしまう】

嘘はさくらんぼ

1つ食べると10個食べることになる

イタリア

さくらんぼはおいしいから、1個食べると次々に食べたくなります。嘘もそれと同じで、一度嘘をつくと、そのつじつま合わせのために次から次へと嘘が重なる。ちなみに、さくらんぼの花言葉は「あなたに真実の心を捧げる」です。嘘に嘘を重ねる人生ではなく、誠意を持ちなさいという教えです。  

【問題から離れてみる】

ティーカップの中の嵐

イギリス

ささいな問題で争うことをいいます。たとえば、喫茶店で働くある人は「元気よく挨拶をしたほうがいい」という。別のある人は、「雰囲気を大切にしたいから小声でいい」と。反発しているようで、どちらもお客やお店を考えています。水と油ではなく、砂糖とミルクなら、ティーカップの中でいずれ溶け合うことでしょう。 

【何かを得ることは、何かを失うということ】

卵を割らずにオムレツは作れない

フランス

とろける舌心地のオムレツ。人気の逸品ですが、見方を変えると生まれるはずのヒヨコの命を頂いているものでもあります。転じて、物事には、代わりに失うものがあることを示しています。物を買うには稼いだお金が、ボーッとするには残りの人生の時間が費やされているのです。「失う何かがある」と、このことわざは気づかせてくれます。

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【誰に影響されている?】

ブドウは

お互いを見ながら熟す

トルコ

このことわざは、人は近くにいる人たちの影響を受けて成長していくという意味があります。普段よく付き合う人たちが良い人であるか、良くない人であるか、どんな人たちとの交わりがあるかが大切です。良くも悪くも、私たちはものの見方や思考パターン、判断基準まで、一番近くにいる人の影響を受けてしまうのです。

【世の中のルールに従う】

この世はサツマイモのようなもの

のみ込まない者はのどを詰める

メキシコ

生きていくために、世の中のルールに従わざるを得ないということ。そのルールとは、権力や権限を持つ力がある人に従うことや、家庭を守るために労働をしてお金を稼ぐこと、治安が悪いために自分の身は自分で守ることなどです。メキシコ人の陽気な性格とは裏腹に、現実の生活は厳しいようです。

【飲みすぎない】

涙をワインに変えることはできないが

ワインが涙に変わることはある

ドイツ

涙はワインには変わりませんが、酒のせいで思わぬ失敗、とんでもないミスなどを起こして、後悔の涙に変わることがあると、このことわざは表しています。酒で失敗やミスを起こす人の多くは飲み過ぎによるものでしょう。人にはそれぞれ体質に合った適量がありますので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。

 
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