相手のウソもまる見え!? いざこざの回避に役立つ心理雑学5選

他人は自分の思った通りに動いてはくれないもの。だからといって、無理に操ろうとすれば人間関係は悪化してしまいます。そこで活用したいのが心理テクニック。仕事からプライベートまで、相手の心を見抜いてうまく自分の身を守るコツをご紹介します。

怒っている相手を落ち着かせるのは「冷静な低い声」

怒っている相手を落ち着かせなければならないときに意識したいのが声のトーンだ。

人間は怒っているときほど、低く落ち着いた声で対応されると徐々に怒りが収まってくる。これは、相手の声のトーンに自分の声のトーンを無意識に合わせようとするからだ。

そこで、できるだけ冷静になって低い声で「なるほど、それは申し訳ありませんでした」と丁寧に対応してみよう。

すると、相手はいつの間にかこちらのペースに乗せられてトーンダウンし、落ち着きを取り戻すのである。

ウソがまる見えになる、5つのチェックポイント

イギリスの動物行動学者デズモンド・モリスによれば、人間の動作には次の順番で本音が表れる。

①汗をかいたり、顔色を変えるといった自律神経からくるサイン→②足の動き→③姿勢→④手の動き→⑤表情

「言語」は順番でいうと⑤のあとになるという。つまり、これらの動作を注意深く見れば、相手のウソを見破れるのである。

もし、平然としゃべっているように見えるのに、冷や汗をかいていたり貧乏ゆすりが止まらない人がいたら、そんな人の話は鵜呑みにしないほうがよさそうだ。本音は言葉より態度のほうに表れるからだ。

中には、巧みに表情をつくって見抜かれないようにしている人もいるが、心の動揺は必ず体のどこかに表れる。とくに見破りやすいのが耳である。

人は怒ったり、緊張状態にあると交感神経系が活発に働き、血圧や心拍数が上昇して顔や耳が赤くなるが、実は顔より耳のほうが赤くなりやすい。どんなにポーカーフェイスを装っていても、ウソをついて耳が赤くなることだけは防ぎようがないのだ。

もし、こちらの質問に耳を赤くさせながら答えるような人は、ウソをついている可能性が高いと考えよう。

相手に好感を持たれるベストな距離のとり方

初対面の人と話すとき、威圧感を与えたりなれなれしさを感じさせないためには、いったいどのくらいの距離を保てばいいだろうか。

それはズバリ、1メートルである。それ以上近くなると、人は本能的に自分のテリトリーを侵害されたと感じて警戒するようになるのだ。

たとえば、初対面の人にいきなり至近距離で顔を向けられ、あれこれ話をされたら煩わしく感じる。とはいえ、2メートルも離れて話すと今度は親しみを感じられず、かえってよそよそしい印象を与えてしまい、話も前に進めにくくなる。

お互いが気持ちよく話すには、遠からず近からずの「1メートル」がベストなのである。対面での打ち合わせの前などにはこれを意識しておこう。

あれこれ言われたくないときは「壊れたレコード作戦」が効く

仕事で疲れているときにあれこれ言われるのは疲れるものだ。極力、面倒な話し合いは避けたくなる。そこで、相手の気持ちを逆なでせずに避けて通るには、「壊れたレコード」に徹しよう。

「あなたのためを思ってしたことだったんだけど…」「あなたのためだったんだけどねぇ」などと、何を聞かれようが、とにかく徹底的に同じフレーズで答え続けるのだ。

そうすると言われたほうとしては、何度も同じ言葉を繰り返されているうちにだんだん戦意を喪失してくる。そして釈然としないまでも、いつの間にか「もういいよ」と折れるはずだ。

“人気者”とのつき合いは慎重に!

相手の目をしっかりと見てハキハキと話す人は好感を持たれやすい。そんな人はたいてい外向的な性格で、自信を持っているので周りからも頼られることが多い。

ところが、こういった人ほど上手につき合うべき相手である。実は、親しくなった人を必要以上に支配したがる〝独裁者〟かもしれないからだ。

というのは、視線が頻繁に合うのはそれだけ相手と話をしたい、仲良くなりたいというサインで、これは「親和欲求」という心理によるものだ。

この親和欲求が強い人はともすれば他人への依存度が高かったり、また支配的になるという側面を持っている。相手をよく見極めて対応すべきだろう。

 

PROFILE
おもしろ心理学会

人間心理の謎と秘密を解き明かすことを目的に結成された研究グループ。不可思議な心のメカニズムを探るとともに、その研究成果を実生活に活かすため、日々努力を重ねている。

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