会話の”リターン力”を高める「ほめフレーズ」をストックしておこう

対人関係を円滑にするには「人をほめること」が必要です。特に、会話の”返し”の場面でサラリとそれができれば、お互いの信頼感が高まるでしょう。ここでは、仕事で役立つ「ほめフレーズ」や「ポジティブな変換語」をご紹介します

相手のタイプによって、ほめ方を変えよう

■一緒に仕事ができてうれしい

気持ちよく仕事ができそうな同輩・後輩とチームを組むことになったときに使うといいフレーズ。信頼と好意を伝えられた後輩らは、期待に応えようと励むもの。先輩相手に使う場合は、「うれしい」では子供っぽく聞こえるので、「ご一緒できて光栄です」とするのがベター。

■決断力を見習いたいと思います

ビジネスでは、役職が高くなるほど、素早い判断が求められる。先輩などが迅速で的確な判断を下す場面に出会ったら、すかさず言いたいひと言。「私も課長の決断力を見習いたいと思います」などと言えば、課長を優秀なビジネスマンとして尊敬していることをアピールできる。

■○○さんは不言実行タイプですから

口下手な先輩や同僚らに関して使うといいフレーズ。「うちの先輩は不言実行タイプですから」と言えば、地味な先輩を立てることができる。後々、それを耳にした先輩は、「わかってくれているな」と感じ、うれしく思うはず。

■あなたの人柄に助けられています

気配り上手や温厚な性格の人がいると、職場の雰囲気は和らぐもの。面倒な仕事をさりげなく手伝ってくれたり、急な頼みをいやな顔をせずに引き受けてくれたりするのも、このタイプ。そういう人の世話になったときには、人柄を讃える言葉を述べ、感謝の気持ちを示したい。

■○○さんには、何でも話したくなるんですよね

異性・同性を問わず、より親しくなりたい人に使うといいフレーズ。相談ごとや愚痴めいた話をしたあとなどに使うといい。「あなたに心を開いてます」という意味になるので、相手もこちらに親近感や好意を抱きやすくなる。

■肝が据わっていますね

トラブルがあってもふだんと変わらない人、えらい人の前でも物おじせずに話せる人など、度胸があって堂々としている人へのほめ言葉。同様に使えるフレーズに、「落ちついてらっしゃいますね」「泰然自若としていますね」などがある。

ネガティブな形容を前向きに言い換える

■しつこい→「粘り強い」

つきまとってうるさい、同じことを繰り返すなど、しつこい性格も、「粘り強い」と言い換えると、その気質を長所として表せる。「粘り強くあきらめない○○さんの性格が、今回の成功を導いたと言えるでしょうね」などと使うとよい。

■騒々しい、やかましい→「活気がある」「元気な」「にぎやかな」

騒々しい場所に案内されたときなどには、「威勢がいい」「にぎやか」という言葉で置き換えるといい。うるさく、話がよく聞き取れない店でも、「活気のある店ですね」と言えば、相手に対して失礼にならない。

■堅苦しい→「きちんとしている」

「堅苦しい」と聞くと、「格式張っていてくつろげない」「窮屈である」というマイナスのイメージしか抱けないもの。それよりも「彼はきちんとした、とても真面目な人ですよ」と言ったほうが、ずっと響きはよくなる。

■せっかち→「頭の回転が速い」

いつも急いでいて、落ち着きがないせっかちな人には、「頭の回転が速い」と言うと喜ばれる。「○○さんのお話は、いつもスピーディーですね。頭の回転が速くていらっしゃる証拠ですね」など。

■冗談が通じない→「真面目」

「冗談が通じない」と言うと、杓子定規で頭が固く、場の空気も読めないような人に聞こえてしまう。そういう人は、単に「真面目」という言葉で表しても、伝わる人にはそのニュアンスが伝わるだろう。たとえば、「なにしろ、真面目な人でして~」のように。

■気が利かない→「ものに動じない」「人に左右されない」

ボーッとしていて、気が利かないタイプの人を別の観点から評価するには、「落ち着いている」というニュアンスをもたせるといい。「彼女は物事に動じないタイプですね」「○○さんは、人に左右されない方ですから」など。

■行動力がない→「じっくり物事を考えている」

重い腰がなかなか上がらない人に対して、「行動力がない」と言っては、身も蓋もない。「○○さんは、いつも物事をじっくり考えるんですよ」と評するのが、大人の表現。

 

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