「知ってたつもり」で読み間違っているかも!? 要注意の四字熟語

四字熟語の中には、漢字二文字のときと読み方が異なる言葉を含むものがあります。たとえば「一世一代」「肉食妻帯」など、正しく読めているでしょうか? そうした難しい読み方の四字熟語をクイズ形式でご紹介します。ぜひ確認してみてください。

意外とみんな読み間違えている四字熟語

以下の正しい読み方は?
(それぞれの単語をクリックすると、読みと解説が表示されます)

一世一代
読み
いっせいちだい
解説
「いっせ」と読み、「いっせいいちだい」は間違い。一生のうち、一度であること。「一世一代の晴れ姿」など。
一世一元
読み
いっせいいちげん
解説
×いっせいちげん。一人の天皇の代に元号は一つであること。こちらは「いっせい」と読む。
天人合一
読み
てんじんごういつ
解説
×てんにんごういつ。天と人は一つながりのものであるという古代中国の考え方。この「天人」は、天と人という意味なので「てんじん」と読む。一方、「てんにん」と読むと、天界に住む者だけを意味する。
一目十行
読み
いちもくじゅうぎょう
解説
×ひとめじゅうぎょう。一目で十行の文章を読めるほど、文章を読む力がすぐれていること。
肉食妻帯
読み
にくじきさいたい
解説
×にくしょくさいたい。獣肉を食べ、妻をめとるという、仏教の禁忌。仏教語では「肉食」を「にくじき」と読む。
小雨決行
読み
しょううけっこう
解説
×こさめけっこう。雨が降っても、小雨なら、野外行事などを予定どおり行うという意味。
一殺多生
読み
いっせつたしょう
解説
×いっさつたしょう。一人の者を殺して、多くの者を生かすこと。大目的を達成するため、小さな害をなすこと。
生老病死
読み
しょうろうびょうし
解説
×せいろうびょうし。仏教で、苦悩のもととされる四つの苦(四苦)を一まとめにした言葉。
四海兄弟
読み
しかいけいてい
解説
×しかいきょうだい。四海(天下)の者は、みな兄弟のようなものなので、慈しみあい、仲良くすべしという意味。
生得観念
読み
せいとくかんねん
解説
×しょうとくかんねん。人間が生まれながらにして持つ観念。
続日本紀
読み
しょくにほんぎ
解説
×ぞくにほんぎ。平安初期の歴史書。
救世観音
読み
くせかんのん
解説
×くぜかんのん。法隆寺にある国宝の仏像。「救世」は、仏が衆生(しゅじょう)を苦しみから救うという意味。
安心決定
読み
あんじんけつじょう
解説
×あんしんけってい。信念を得て、心が定まること。「安心決定の心境」など。
時々刻々
読み
じじこっこく
解説
×じじこくこく。時刻を追って、しだいしだいに。「状況は時々刻々と変わっている」など。
食客三千
読み
しょっかくさんぜん
解説
×しょっきゃくさんぜん。『史記』にある言葉で、食客が大勢いること。「食客」は、自分の家に客分としておく者のこと。
老少不定
読み
ろうしょうふじょう
解説
×ろうしょうふてい。老いた者(老)と若者(少)のいずれが先に死ぬかは、定かではない(不定)こと。 人の寿命はわからないという意味。
一刀三礼
読み
いっとうさんらい
解説
×いっとうさんれい。仏像を刻むとき、刀を一回入れるたびに、三度礼拝をすること。
永代供養
読み
えいたいくよう
解説
×えいだいくよう。故人を永久に供養すること。
海千河千
読み
うみせんかわせん
解説
「海千山千」の誤植ではない。「海千河千」は、ちゃんと『広辞苑』にも載っている言葉。意味は「海千山千に同じ」とあるが。
寸善尺魔
読み
すんぜんせきま/すんぜんしゃくま
解説
世の中には、善いことは少なく、悪いことばかりが多いという意。「寸善」は小さな善いこと、「尺魔」はその十倍ほどもある悪いこと。
不立文字
読み
ふりゅうもんじ
解説
×ふりゅうもじ。仏教語で、悟りは、言葉や文字を通して教えられるものではなく、心から心へ伝わるものであるという意。

 

PROFILE
話題の達人倶楽部

カジュアルな話題から高尚なジャンルまで、あらゆる分野の情報を網羅し、常に話題の中心を追いかける柔軟思考型プロ集団。彼らの提供する話題のクオリティの高さは、業界内外で注目のマトである。