ドヤ顔注意! 「来年の今日は何曜日か」を一瞬で計算する方法

「数字に拒否反応を起こす」「難しい数式がわからない」「計算したくない!」、そんな人は多いと思います。でも、子どもから大人まで大人気の「数学お兄さん」が、身近にあるちょっとした疑問をネタに、数学の本当の魅力をわかりやすく解説してくれます。今回は、「来年の今日は何曜日か」を一瞬で計算する方法について。大切な場面でこの裏ワザを披露すれば、一目置かれること間違いなし!?

「うるう年」でなければカンタン

2021年10月15日の金曜日。今日は、人生で一番大事な日。高級レストランで食事して、婚約指輪を渡して言う「僕と結婚してください」。恋人は「私と、来年も、再来年も、このずっと先もあなたと一緒にいたい」と指輪を受け取り、左の薬指にはめた。

感動に包まれるなか、その様子をたまたま見ていた粋なオーナーが「来年の結婚記念日にいらした際、無料にして歓迎致します」と。2人とも照れながら「ぜひ!」というが、同時に「来年の今日は、何曜日なのかな?」と思う。

来年の今日は、何曜日でしょうか? 実はちょっとした計算をするだけでわかるので、その方法をご紹介します。

365日を1週間の7日で割ると、52余り1。7日で1週間変わり、余り1なので、曜日は1日後にずれる計算になります。つまり、52週間と1日後に、2022年10月15日がやってくることになります。

つまり、2022年の10月15日は土曜日になります。

「うるう年以外は、来年の今日は曜日が1日後にずれる」。これを覚えておくと、なにかと便利です。

この2人の来年の記念日は土曜日で休日、再来年は日曜日なので、また行けるかもしれません。

スマホを見ずに答えたい

もうひとつ、イベント日などの曜日も簡単にわかる方法もあります。

今日が2021年10月15日の金曜日だとして、今年の12月24日のクリスマスイブが何曜日か割り出してみましょう。

10月の31日、11月の30日、12月24日、それぞれの日付を足して合計を出します。そうすると、10月から12月24日までは、85日。その後で15日を引きましょう(式)。

計算

10月15日から12月24日は70日後だとわかりました。これを1週間の7で割ると10になりますね。

ちょうど10週間後が12月24日になるわけで、クリスマスイブは10月15日と同じ「金曜日」というのが答えになります。

カレンダーをイメージして曜日を考えると大変なので、曜日が7周期で変わることを利用すると楽に計算できます。つまり、今日から何日後かわかれば、割る7をして曜日を割り出せるわけです。

スマホのカレンダーを見るより早く、来年の今日が、サクッと出る、イベントの曜日が出る――。これをスマートにできると一目置かれるかもしれません。

 

PROFILE
横山明日希

math channel代表、日本お笑い数学協会副会長。2012年、早稲田大学大学院修士課程単位取得(理学修士)。数学応用数理専攻。大学在学中から、数学の楽しさを世の中に伝えるために「数学のお兄さん」として活動を開始し、これまでに全国約200か所以上で講演やイベントを実施。2017年、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催のサイエンスアゴラにおいてサイエンスアゴラ賞を受賞。著書に『笑う数学』(KADOKAWA)、『算数脳をつくる かずそろえ計算カードパズル』(幻冬舎)などがある。