教養が試される!? 読めそうで読めない「ひらがな混じり」の漢字

「失せ物」「後込み」など、漢字の中にひらがなが混ざる言葉があります。このタイプの言葉は、音読みと訓読みが入り乱れており、読み間違いやすいようです。次のうち、あなたはいくつ読めますか?

意外な読み方をするひらがな混じりの言葉

以下の正しい読み方は?
(それぞれの単語をクリックすると、読みと解説が表示されます)

失せ物
読み
うせもの
解説
なくした物。御お神み籤くじには「失せ物」の項があることが多い。「失せ物が無事出てくる」など。
来し方
読み
こしかた/きしかた
解説
通りすぎてきた過去。「来し方行く末」は過去と未来という意。
九分通り
読み
くぶどおり
解説
九割がた、ほとんど。×きゅうぶどおり。
鈴生り
読み
すずなり
解説
果実が密集して、房のようにぶらさがっているさま。比喩的に「観客が鈴生りになる」など。
紛れ当たり
読み
まぐれあたり
解説
「まぐれ当たり」は漢字ではこう書く。「紛れ当たりで命中する」「紛れ当たりのヒット」などと使い、意味は偶然に運よく目的が達成されること。
どか貧
読み
どかひん
解説
一気に貧乏になること。「どか」は、はなはだしいさまを表す接頭語で、「どか雪」はたいへんな大雪のこと。
悪し様
読み
あしざま
解説
悪意をもっていう様子。「悪し様に罵る」など。
積ん読
読み
つんどく
解説
本を積んでおくだけで、読まないこと。もとは俗語でありながら、長年使われるうちに、『広辞苑』にも載るようになった言葉。
酒焼け
読み
さかやけ
解説
飲酒量が多いため、皮膚が赤く焼けていること。「胸の辺りが酒焼けしている」など。△さけやけ。
丈比べ
読み
たけくらべ
解説
背の高さを競うことを意味する「たけくらべ」は漢字ではこう書く。「兄と丈比べする」など。なお、樋口一葉の小説は『たけくらべ』と平仮名で書く。
土付かず
読み
つちつかず
解説
相撲で、その場所、一度も負けていない状態。「中日まで土付かず」「土付かずで千秋楽を迎える」など。
左の通り
読み
さのとおり
解説
「左に書いてあるように」という意。「評議の結果は左の通り」などと使う。
仕来り
読み
しきたり
解説
ならわし。「わが家の仕来り」「武家の仕来り」「仕来りに従う」など。「為来り」とも書く。今は、仮名書きで「しきたり」と書くことが多い。
面差し
読み
おもざし
解説
顔だち。「面」を「おも」と読む語は意外に多く、他に、面長、面影、面持ち、面立ち、面変わりなどは、「面」を「おも」と読む。
異なこと
読み
いなこと
解説
妙なこと、変なことという意。大人語では「異なことを伺いますが」「これは異なことを承ります」などと使う。「縁は異なもの、味なもの」ということわざにも登場する語。
店立て
読み
たなだて
解説
借家人が家主から追い出されることで、「店立てを食う」「店立てを食らわせる」などと使う。×みせだて。
既払い
読み
きばらい
解説
「未払い」の対義語で、支払い済であること。また、「過か払ばらい」は、代金や利子などを払いすぎること。
熱り
読み
ほとぼり
解説
余熱。「熱りが冷める」は、事件後、世間や人々の関心が薄れること。
後込み
読み
しりごみ
解説
気後れして、後ろへ下がること。「相手の勢いに後込みする」など。「尻込み」とも書く。
腹癒せ
読み
はらいせ
解説
「腹いせに、部下に八つ当たりする」などと使う「腹いせ」は漢字ではこう書く。怒りや恨みを晴らすこと。
事勿れ主義
読み
ことなかれしゅぎ
解説
平穏無事だけを願う消極的な考え方。今は「事なかれ主義」と書くことが多い。

 

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